
子どものころの学習方法から脱却する
大人と子どもの脳の働き方は違いますし、能力も異なっています。
そのため、子どもの時学校で勉強したような方法で大人が勉強すると、効率よく学習することができずにバランスの悪い知識が身に着いてしまいます。
大人には大人の効率的な勉強方法がありますので、それを身に着けるようにしましょう。
その一つとして重要なのが、全体像をつかんでから細部を学ぶようにするというポイントです。
子どものころは、細部をとにかく覚えていくという勉強方法を実行していたはずです。
たとえば社会の授業では、アメリカの地理や政治を学び、それが終わってから中国の歴史や地理を学ぶという形です。
こうした学習方法だと、それぞれについての知識は身に着きますが、関連性が分からずあまり価値のない情報が頭に蓄積されるだけになってしまいます。
全体像をつかんでから細部を勉強するようにする
そこで大人の賢い学習方法は、全体像をある程度つかんでから、その流れの中でどのように細部が関係しているのかということを見るようにします。
たとえば世界経済の動きとして、中国の経済発展やアメリカの市場の動きで、どのように世界各国が影響されるのかということを大体把握するようにします。
その上で、アメリカの経済の仕組みや政治情勢、中国の地理や経済の仕組みなどを学ぶと、すべてが連動してどのように関係しているのかが分かってくるのです。
こうした全体像を見た上で細部を調べるという学習をすると、細かいデータであっても興味深いものであると感じられますし、ちょっとしたことが全体に関係してくると分かっておぼえやすくなるのです。
こうした学習方法は効率を高めるだけでなく、勉強そのものへの意欲を高めることにもつながります。
大人になるとどうしても勉強しようとする気持ちが薄れてしまいますので、そうした意味でもとても効果的な方法だと言えます。
学ぶべき分野を絞ることも大事
大人になると学習のために取れる時間が少なくなってしまいますし、子どものような記憶力を保つのは実質的に難しくなります。
そのため効率よく学習することが重要ですが、これにはどのように勉強するかということだけでなく、何を勉強するかということも含まれます。
勉強しなくても良いものは置いておき、必要なものに集中するという態度が効率性を上げるのです。
現代はコンピューター社会になっていますし、近い将来にはAIが活躍すると考えられています。
そのため、単に知識を集積するだけの学習はあまり意味がなくなってきています。
それよりも柔軟にアイディアを生み出せる力を身に着けたり、物事を総合的な観点から判断できる能力が必要になっています。