
デキるビジネスマンはメモを取るのが上手いと言われています。
ちょっとした時にメモを取る事で忘れないようにするだけではなく、デキるビジネスマンならではの「何か」が隠されているのでしょう。
デキるビジネスマンはメモを取る際、事実だけではなく自分自身の印象を添えると言われています。
自分の印象を添えたメモ
メモだけですとどのような事だったのか忘れてしまうものですし、肝心な事が思い出せなかったり、さらにはメモだけ見てもそれが一体何を指している事なのか良く解らなくなってしまったりといった事もあるようです。
一言添えるだけでより印象に残るようになると言われています。
例えば商談時間をメモしておく際にも時間だけを書くのではなく、「〇〇さんは身長が高い」「〇〇さんはサッカーが好き」といった事を付け加えておく事で、自分自身の記憶をより鮮明にする事が出来るだけではなく、話し合いの際の取っ掛かり等にも使う事が出来るのです。
商談は真面目な話し合いではありますが、人間同士の話し合いになるのですから、時には気楽なことをお話しをといったこともあるでしょう。
そのような時、ちょっとした一言があるおかげで場がリラックスムードに包まれ、商談そのものが和やかな雰囲気で行われるといった事も珍しくなかったりします。
これが出来るのは、メモにちょっとした但し書きがあるからに他ならないのです。
メモは一色
また、メモを取る際、必ず黒いペンでと心掛けているビジネスマンはデキると称されているようです。
スケジュール管理を考えると出来ればカラフルにしておいた方が目立つものと目立たないものを区別することが出来るのではないかと思うものですが、全部同じ色にしておくことで、客観的に「大事ではないもの」を作らないようにしているのです。
赤ペンでメモすれば、そのメモがとても大切なことであることは一目瞭然です。
ですが、言い換えれば赤いペンで書かれていない事は大切ではないとも言えます。
そのため、黒い文字で書いたメモを見落としてしまうこともあるかもしれません。
ですが全て同じ色でメモを取れば、深層心理で「これは大事ではない」と思うような案件を作る事を回避する事が出来るようになりますので、全て同じように「大切なもの」として扱う事になるのです。
このため、フラットな気持ちで向き合うことが出来るようになるのです。
ちょっとした事ではありますが、デキるとされているビジネスマンの発想には感服です。
▼メモを取る時のコツとは?
上記のサイトでは、メモを取る時のコツについてさらに詳しく解説しています。
メモもちょっとした事ですし、すぐにでも出来る事ですが、この発想こそデキるビジネスマンである所以なのでしょう。
新入社員として働く場合、とくにメモを取ることは重要となりますから、しっかりとコツを覚えておくと良いかもしれません。